「ツキノアバラ」 本チラシ

 

    



 

  A4 / 300 dpi / pixel比20%縮小

  


 



 仮チラに引き続き、本チラもタイトスケジュールで進行した。というか、ある程度余裕はあったはずなのだが、仮チラを2日間で完成させて出来もまあまあだったので、その後安心しきって生活していたら、いつの間にか入稿日が間近に迫っていたのだ。 

 見ての通り仮チラをベースにして、さらに完成させた形となっている。デザイン上の大きな違いと言えば、仮チラでは背景と化していた「同じ地平、同じ地点・・・」の文が右上の月になったこと(これが今回の私的王様のアイデア)、ツキノアバラの題字に炎(のようなもの)をかぶせたことぐらいだろうか。あと今回も表面とのちょこっとリンクのために、表面に登場する観覧車を裏面にも登場させた(左下)。

 ところが、仮チラに続き、悲劇はまたも繰り返されたのである。刷り上がったチラシの裏面は、なんと題字の枠線が消えており、完全な白字になっていたのである。「ツ」「キ」のあたりは背景に溶け込んでしまい全く読めなくなってしまっている。しかしこれは単に題字が読めないという問題ではない。骨格をモチーフとしたこのチラシにとって背骨となるはずのものを欠いたこの状態では、もはやデザイン上の存在意義を持たないだろう。ただ単に字を並べた方がマシ。その惨状を最初に見たとき私は、エクトプラズムを3ミリリットル放出した(掲示板でも書いたけど)。

 やはりスケジュールには余裕が必要だ・・・。 

自己評価 ★★★★

 

 

 

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